羊の皮を被った狼にご注意!
おとなしい人はいる。
正確に言うと、おとなしい印象を与える人であり、本当におとなしいかどうかは別問題であることに注意だ。
裏も表もなく本当におとなしい人も中に入るのかもしれないが、たいてい人には裏の顔があるものだ。
はじめての場や慣れない場では、多くの人がおとなしくなるだろう。
しばらく時をへても、あまり多人数に関わろうとしない人もいる。
人々の間であまり積極的に自ら行動しようとしない人もいる。
そうなると、その人は本当におとなしい人と周りから思われがちだ。
その人がおとなしいのにも様々な理由があるはずだ。
多人数と接するのが苦手とか、人の様子を見てしまうとか、単にペースがゆっくりであるとか。
このおとなしいと思われる人の中でも、少人数、または1対1になった時にふと素顔をあらわすことがある。
それも相手を選んでのことだ。
自分の素を見せることができると判断すると、意外なほどに自分を表現してくることがある。
それが親しくなれると判断しての友好的なものであればよい。
しかし、自分のささいな不満をぶつけたり、主張を簡単にぶつけることができると判断してのことならば始末が悪い。
人々の前ではあんなにおとなしかったのに、1対1の場面で急に強きで攻撃をしてくる人がしばしばいる。
その人は、実のところ、相手を選んでいるのである。
自分の不満をぶつけることができる、または精神的に勝つことができると判断してそうしている。
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